40代が一番辛い?
「40代が一番辛い。」
「50代から楽になった。」
更年期関連の記事や本を読むと、このような記述を良く目にします。40代は、更年期による体調不良だけでなく、仕事や家庭で責任が増したり、身の回りでも、身近な人の死や、子どもたちの思春期や受験など、たくさんの変化やストレスが起こるからなのだそうです。
そういうものなのだろうと頭では分かっていたのですが・・・
先日久しぶりに日本の母と電話したら、
「え!健康診断の結果でそんな心配なことが?」
「え!伯母さんの具合がそんなに悪いの?」
「え!おばあちゃんと面会ができないの?」
「え!○○さんの会社、コロナで倒産?」
「え!○○さんのわんちゃんが亡くなったの?」
「え!お父さんが転勤!?そんな遠くに行くの?」
もうね、え!を連発して、圧倒されそうになりました!こういう出来事が畳み掛けるように起きてくるのが40代なのだなと。。。これでは、眠れなくもなるし、体調も悪くなりますよね。。。
更年期に訪れるホルモンの変化は、自律神経に大きなストレスを与えます。ですから、意識的に自律神経を整えておくことが、この期間を快適に乗り切る重要な鍵となります。
自律神経を整えるのに大切なのは、ずばり「考え方」。同じ出来事を前にした時、「ああ、ショック。。。もうダメだ。最悪だ。」と思って落ちていくと、それと一緒に体調も悪くなっていきます。ですが、「ああ、ショック!そうか、これが40代か。みんなもそれぞれにこれを乗り越えているんだな。」と考えれば、本当に心も体も穏やかになっていくんです。
40代は、腹を据えること。
これから色々なことがおこる。それはそういうもの!自分だけでなく、みんなも、もちろん先人も、同じようにそれぞれの環境や課題と向き合っている。そう思うと、人間は皆、弱くて、でも立派ですね。
雨に降るなと言っても降る訳だし、冬に来るなと言ってもくる訳なのだから。
必然的にやってくる運命の流れの前にはひれ伏すしかなく、仕方がないと受け入れて、それを慈しみ、そこから学び、謙虚に丁寧に生きていきましょう。
40代は、色んなことひっくるめて面白いよ、最高だよって。そう言える毎日にしていこうと決めました。
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