逃げるのだ、全力で。

面倒な人というのは、世界中どこにでもいます。人間関係の悩みは、人類共通の悩みです。

それは身内かもしれないし、職場の人かもしれないし、友達や、近所の人かもしれません。

ぶつかり合うことで切磋琢磨できる人ならば良いのですが、あなたを困らせることでうっぷんを晴らすような(八つ当たりするような)人からは、逃げましょう。さわかやに、品よく、しれっと、でも全力で!

なんとかしようとしたり、立ち向かおうとしてはなりません。怒りであろうと、訴えであろうと、相手にとってはあなたから相手にしてもらえることが喜びです。餌を与えないこと。相手は千と千尋の神隠しのカオナシ同様、与えても与えても空腹。あなたはただ、奪われてしまうだけです。

奪う人に同情などしなくて良いのです。奪う人は、人からもらうことで自分の内側が満たされると勘違いしているのです。愛とはすでに自分の内側にあって、自分の内側から湧き出るものだと知るために、人間は時に孤独にならなくてはいけないのだと思います。だから、奪う人から逃げるということを悪いと思わないでください。突き放すという愛もあるのです。

私も過去に、私から時間や労力を奪いたい人、お金や物を奪いたい人、笑顔や上機嫌を奪いたい人などから逃げたことがあります。そういう人が現れるのは、「自分で自分を本当に大切にしているか?自分で自分を守れるか?」という、宇宙から与えられる試験なのだと思います。経験上、自分より他人を優先してしまうと、もっともっと、あなたのキャパ以上に、そういう人や事象が現れます。でも、しっかり自分を大切にする選択をした時、自分の命は喜び、もっと質の高い人とつながることができます。

私のこれからの目標は、奪いたい人を寄せ付けない、毅然としたオーラをまとうこと。自分を大事にするプライドを磨くことで、きっとそれは育まれると信じています。パリジェンヌのエレガンスのように。

40歳からの考え方

40歳。この地点に立った時、少しだけ先に、思春期以来の大きな体の変化、更年期が見えてきます(時期には個性あり)。大人だって、不安なものは不安。感情だって大きく揺れて、体調だって揺らいで。でも、思春期の頃よりもたくさんの責任を背負って、平気な顔で動き続けなければならないのですよね。この時期を、優しく楽に過ごす為のヒントは、「考え方」にあります。

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