人付き合いが苦手。

私は人付き合いが、とても、とても苦手です。


なぜ苦手なのかというと・・・人と交流した後に、必ず厳しい反省会が待っているから。つまり、私が苦手なのは、人ではなく、「相手に優しく自分に厳しい私自身」なのです。


昨日は息子のお友だちのバースデーパーティーで、たくさんの親御さんたちと話す機会がありました。その時は楽しかったはずなのに、帰りの車の中で、また自己反省会が始まります。


「相手と同じタイミングで話しはじめた時には、譲ろうよ。」

「あんな話題ださないほうが良かったよ。」

「あそこでは、もっと説明を細かくしないと誤解されてしまったんじゃない。」


自分のダメさを指摘してくる声に、グサグサとやられ、だんだん自信がなくなっていきます。。。


頭の中にいる厳しいその人は、良き心の持ち主であれとか、全ての所作や態度に優しさを込めよとか、誰にも嫌な気持ちを抱かせてはならない、誰のことをも神様のように大切に扱いなさい、などと正論を盾にビシバシ私を指導しようとします。


いつもは、本当にその通りだなぁと思うことばかりなので、自分のダメさに落ち込みつつも、できるだけ反省して次回に生かそうとしていたのですが・・・


夜になってふと思うことがあり、その声に対して、こんな応答をしてみました。


「私は一体、誰になりたいの?

私が自分に課している完璧な人間像って…天皇にでもなろうとしているの?なんて事のない一般人なのに?

それに、相手にgiveすることだけに集中するのは、コミュニケーションではないよね!」


良きことには、私の頭の中の声の人は、頑固ではないんです。むしろとても柔軟で、あきらめも早く、


「そうだよね。。。どこを目指していたんだろうね。。。」


とお返事が来て、ほっと胸を撫で下ろしました。


私自身に、こういう人であろうとする軸がないから、頭の人はお手本を押し付けてくるのだろうと思います。私は今一度、自分のあり方や、身の回りにいてほしい人たちのことを、じっくりと考えてみることにしました。


私が産まれた瞬間、太陽は乙女座の位置にありました。乙女座には、社会に出て行く前に、出来るだけ自分を完璧に仕上げようとするテーマがあって、私にはその性質が強いことを指します。自分はまだまだダメだといって、いっこうに芽を出さないのも、乙女座の特徴なんですって。


痛くて厳しいことに、私はそのまんま。


「完璧に仕上げてから結果を出せることって、試験勉強くらいじゃないかしら・・・。人間関係は、相手があることだからね。あなたはいつも最善を尽くしていて、自分で思うほど悪くない。ダメだったことがあれば、その時にまた最善を尽くせば良い。人に優しくあろうとする前に、自分に優しくしないと潰れちゃうよ。もっとゆるゆると、ダメだと思えるような自分も、かわいい、おもしろい、くらいの視線を注いでいこう。そして、そこに惹かれて来る人とだけ付き合えば良いじゃない。」


私の頭の中には、実はもう一人住人がいまして、けっこう良いことを言います。私はこのことを学びに、地球に来たのだろうと思います。

40歳からの考え方

40歳。この地点に立った時、少しだけ先に、思春期以来の大きな体の変化、更年期が見えてきます(時期には個性あり)。大人だって、不安なものは不安。感情だって大きく揺れて、体調だって揺らいで。でも、思春期の頃よりもたくさんの責任を背負って、平気な顔で動き続けなければならないのですよね。この時期を、優しく楽に過ごす為のヒントは、「考え方」にあります。

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