日本に来ています
久しぶりの更新となりました。
実は、3年ぶりに一時帰国しています。
1人で子どもたち2人を連れてのアドベンチャー。もうかれこれ2週間が経とうというのに、全てが子ども中心の日々で、お寿司はまだ食べられていません。
お寿司よ、鰻、フカヒレよ。
近くにいるのに近づけない。
いつかあなたと再び出会えるかしら。。。
さて、私は旅に出ると感性が爆発するという特性を持ってこの星に産まれ落ちました。早速様々な気づきがある中で、日本人の女性性の抑圧について考えさせられることが多々。
まず、「え?」と思ったことが、朝のニュース番組に出る女性アナウンサーがみんな若いこと。
アメリカのニュース番組を視聴したことのある方ならお分かりのように、アメリカではニュース番組に若手が出て来ることはほとんどありません。ニュース番組に出るという意味合いが違うからです。アメリカのアナウンサーは、ニュースの原稿をただ読むだけでなく、それを多角的でニュートラルな視点で処理し、個人としての意見や、そこに伴う感情を、どのような立場の人が耳にしても不快のないよう、思いやりと品性を持って言葉にします。「瞬時に」。さらに、親しみを与えるユーモアや、専門家に質問していく知性が求められるので、経験値がどうしても必要になるのだと思います。知性、人格、謙虚さ、安定、信頼、機知・・・求められるのはそんなところでしょうか。なんなら、ホルモンに左右されなくなった55歳以降の女性なんて、オペラ・ウィンフリーしかり、テレビの世界では怖いものなしです。
それが、日本ではアナウンサーは、どんなに優秀な人でも、朝の番組では30歳頃になると交代ですから・・・。なんか、キモチワルイ。。。
そういう価値を全国民が朝から見せつけられているのかと思うと、どうも鬱々とした気持ちになってしまい、日本でもテレビはほぼオフのままでございます。
そんなある日、ホテルのラウンジで、若い女性たちのこんな会話を耳にしました。
「あのおじさんは、何度教えても覚えない。もう仕事辞めて下さーい。」
「○○さん、産休に入るって。迷惑なんだけど!」
一部の若手社員に、色々な仕事のツケが回って来るのは良くないし、改善が必要だとは思うものの・・・
「あなたがバカにしているのは、そう遠くはない、あなた自身の未来なんだよ。」
と伝えたくもなってしまいました。
私だって、若かった時があるから分かるのです。
若者を持ち上げることも、若者が威張ることも、実に刹那的なことだって。
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