女を舐めるな。

好きだとか、こうなりたいと思える芸能人や有名人が、子どもの頃から男性ばかりなのはなぜなのか。さっき答えが見つかったんです。

それは、男性の方が、自由だ(自由にできる場合が多い)から。

自由な人は、自分だけのスペースやペースで、気持ちや体を整えることができる。だからのびのびとして余裕があり、素敵に見えるのだろう、というのが私の答え。

つまり、私は自由に憧れているのです。

さて、こちらアメリカでは、コロナはもう過去のものとなり、夫の出張生活が再開しました。毎週どこかしらへ飛行機で飛んでいます。

それでね、思ったんですよ。

もし、私が出張するのなら、恐らく最低1ヶ月は前から夫に相談をして、その間は仕事をセーブしてもらうようにする。また、子どもたちの学校と習い事の送り迎えをアレンジしたり、食事を作り置きしたり、ベビーシッターを探し、義父母や近所の人にも応援を頼み、学校の先生にも事情を説明しておかねば・・・と、本当に大変なことになります。

でも夫は、こちらにいつ出張するかを確認することすらなく、「明日シカゴに行くことになったから」ってな風に、安心して日常を私に預けて飛んでいくのです。いや、預けるという認識すらないでしょう。

私は夫に、「結婚は女の人生の墓場だ」、「私の職業は奴隷だ」、「なぜ男性だけが自己実現できて、女性は子どもたちが大きくなるまで待てばならないのか」などと常々言うのですが(ははは)、私はなにも、夫のように子どもをそっちのけで仕事をしまくりたい訳ではないのです。子どもたちはかわいい。彼らとの時間は幸せでたまらない。でも、彼らのお世話だけで、私の日々のすべてが埋まっていき、睡眠や食事という基本的な生活すら危うい時があり、それを「母親なんだから当たり前」と呼ばれてしまっては、母親になりたくない人が増えるのも無理はないと思うのです。

私が求める一番は、女性がある程度自己犠牲して子育てすることに対して、「そんなの当たり前だろう」ではない世の中になること。二番は、女性が子育てと仕事の両立の難しさを訴えるとき、バリキャリの女性たちから、「あたしだって苦労しながら両立やっている(やってきた)のよ」というマウントが出がちで、それにより本題がそれてしまわないこと。

女性って、子どもがいてもいなくても、世間から厳しく冷たい目を向けられますよね。まさかの同性が同性にものすごく厳しかったりしてね。さらに、恋愛対象の女として、また母親として、世間からの厳しいジャッジメントがやっと終わるころ、今度は蔑みと残念なニュアンスが込められた「おばさん」時代がやってきます。

何歳だろうと、どう生きようと、うるせぇ!ほっといてくれ!と言ってやりましょう。毅然と、凛と、自由で、美しく、「女を舐めるな」と言ってやりましょう。次世代を生きる若者たちの為にも。

40歳からの考え方

40歳。この地点に立った時、少しだけ先に、思春期以来の大きな体の変化、更年期が見えてきます(時期には個性あり)。大人だって、不安なものは不安。感情だって大きく揺れて、体調だって揺らいで。でも、思春期の頃よりもたくさんの責任を背負って、平気な顔で動き続けなければならないのですよね。この時期を、優しく楽に過ごす為のヒントは、「考え方」にあります。

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