老後は、女友達と暮らしたい

外で手を繋いで歩くなど、夫婦円満で知られる知人と飲んだ時、

「私、老後は、結婚生活終わりにしたいの。」

と言うから驚きました。

「夫はね、何もしないくせに、細かいのよ。彼がいたら、私は家にいたくないの。」

と、彼女は上品に不満を言ったけれど、私は、

「分かる!子どもたちの世話は喜んでやる。かわいいし、彼らはいつか巣立つし。でも、老後まで、永遠に自立しないジイさんの面倒みるなんて考えたらぞっとするよね!」

と治安悪く応対し、意気投合しました。(なんてことでしょう。)

それで、私の夢を共有したんです。それは、同じマンションの中に、女友だちが違う部屋で暮らすこと。好きな時に誰かの部屋に集まっておしゃべりしたり、一緒に旅行をしたり、料理が得意な人はおかずをシェアしたり、情報通はいいお医者さんなど見つけて知らせるなどして。自由で、でも繋がっていて、助け合える生活。ケンカするほどには近づかず、ちょうど良い距離感で。

石井ふく子さんや、奈良岡朋子さんのように。

https://fujinkoron.jp/articles/-/4566

この夢は、どの主婦友だちに話しても「それいいね!」「最高!」と言われます。

だって、私の女友だちはみんな、自立しているから。基本的に自分で自分の世話が出来るから。報酬などのかたちで報われることなしに、女性が人の世話に一生をコミットするような時代は、占星学の上でも終わりました。(もちろん、家族が病気やケガをしていたら話は別です。私は、心身ともに健康なのに、身の回りは女にタダで任せればいいと思っている人の話をしています。)

そんな考えを、夫にもちゃんと話すことは大事です。占星学上でも、溜めてからのドカン!は大トラブルの元。それぞれにある火星の気質は、小出しに小出しに行くのが良いそうです。

でも、私の観察上、こうして小出しに不満を吐き出している夫婦は結局健康で、長持ちするんですよ。私もちょくちょくこの将来の夢を口にしていますので、「こんニャロ、くそジジイ、風邪引いて高熱あるって言っているのに、私にメシ作らせようとするんじゃねぇ!」みたいな、殺意にも近い怒りを抱く瞬間が、すこぉおおおおしずつ減って来ています。

(↓この時には、分からなかった笑。)

40歳からの考え方

40歳。この地点に立った時、少しだけ先に、思春期以来の大きな体の変化、更年期が見えてきます(時期には個性あり)。大人だって、不安なものは不安。感情だって大きく揺れて、体調だって揺らいで。でも、思春期の頃よりもたくさんの責任を背負って、平気な顔で動き続けなければならないのですよね。この時期を、優しく楽に過ごす為のヒントは、「考え方」にあります。

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