出発点を整える

2024年の幕開けと共に、震災や飛行機事故など、大変なことが続きましたね。亡くなられた方やそのご家族、被災された方々のことを思うと、まだ晴れ晴れと新年を迎える気持ちになれずにいます。傷ついたのは、動物も自然も同じことと思います。今は少しばかりの募金や祈ることしかできないけれど、天国へ旅立った命も、この世にある命も、みんなが心地よく安心して過ごすことができますように。

さて、新しい年を迎えて、実は私は焦っていました。何か動き出したいと、あれも!これも!と、思いつくことに、片っ端から手を付けそうな勢いでいました。大学時代からの友人に話を聞いてもらうと、「無価値観」というキーワードが出てきました。そう、私は「何もしていない自分には価値がない」と思い、焦っていたのです。頭では、「無価値観など古い概念。生きているだけで誰もが価値がある。」と分かってはいながら、ハラに落とし込むことができていませんでした。人との何気ない会話の中に、大きな気づきがあるものです。

そこで、今一度出発点に立ち返ることにしました。「なんでもいいから動きたい」という無価値観から来る焦りを、「私であることを大切にできる分野で、おばあちゃんになっても、無理なく、楽しく、クリエイティブに働きたい」という望みに書き換えました。

すると、ゾーンに入ったように、長期的な大きな夢、またそこに向かうための、短期的な目標と、中期的な目標が、ほんの1~2分で出来上がったのです。具体的な夢については、長くなってしまうので、また別の機会に書くとします。

もし、私と同じように、新年何かしたいと思っている方がいらしたら、「出発点を整える」をお勧めします。




40歳からの考え方

40歳。この地点に立った時、少しだけ先に、思春期以来の大きな体の変化、更年期が見えてきます(時期には個性あり)。大人だって、不安なものは不安。感情だって大きく揺れて、体調だって揺らいで。でも、思春期の頃よりもたくさんの責任を背負って、平気な顔で動き続けなければならないのですよね。この時期を、優しく楽に過ごす為のヒントは、「考え方」にあります。

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