アルコールの話。

一つ前のブログで、「与え過ぎNG」のお話をしましたが、今回は、「減らしたい」ものとして、アルコールについてのお話をしたいと思います。

はい、わかります。お好きな方の気持ち。ワインやウイスキーが趣味、癒しという方も少なくないでしょう。仕事の後の一杯のおいしさも、グラスにシュワシュワと注がれるシャンパンのときめきも、「飲もうよ!」と仲間と声かけあう時のわくわくも、静かなラウンジやバーの雰囲気も、ワイナリーへの旅も、ブリュワリーでの飲み比べも、嫌な人といるのにかわいく見えてしまうマジックも、私だって、私だって、大好きでしたからー!!(エコー)

色々な専門家の話も伺ったのですが、健康や環境のために食事法を変える時、アルコールとチーズだけはなかなかあきらめがつかない、という人が多いそうです。それは、アルコールもチーズもどちらにも、なぜか魂に訴えかけるものがあり、幸福感を与えてくれる作用があるからだそう。

でも、魂とは裏腹に、体にとっては、アルコールはたとえ少量でも害であるということが、最近カナダのビクトリア大学の研究で発表されたのです。これまでの、少量ならメリットあり説は完全に否定されました。これには大変なショックを覚えました。

私はこの研究について知る少し間に、ビールを飲むと肌がかゆくなることが続き、またお酒を飲んだ日には夜中に目を覚ましてしまうことから、家でほとんど飲まなくなっていました。(どうしても飲みたいときのために、ノンアルコールビールや、炭酸水を常備しています。)このことにより、体重が減り、肌の調子も良くなり、夜もぐっすり眠れるようになったので、アルコールを辞めるメリットというのは確かにあるように思います。

ただ、お酒好きの友人と会う時や、お祝い事で乾杯する機会には、罪悪感なく飲むようにしています(飲みすぎないように気を付けながら)。いわゆるソーシャル・ドリンカーというやつです。

普段飲まないおかげか、たまにお酒を飲んだ時、体中が「毒が来たぞー!」と張り切って働いて、次の日にはきちんとデトックスされる気がします。翌日いつも以上に排泄があって、不思議と体がすっきりするのです。科学者にはこれも否定されてしまうでしょうが、「たまにのあえての毒」は、ホメオパシーのように、自己治癒力に働きかけるトレーニングとなるのでは、と今のところ考えています。一人ひとりの体は違いますので、これが正解とは限りません。皆さんそれぞれに、自分だけの答えがあるはずです。私も、変わっていく体や心と対話しながら、今後も探求し続けていきます。

40歳からの考え方

40歳。この地点に立った時、少しだけ先に、思春期以来の大きな体の変化、更年期が見えてきます(時期には個性あり)。大人だって、不安なものは不安。感情だって大きく揺れて、体調だって揺らいで。でも、思春期の頃よりもたくさんの責任を背負って、平気な顔で動き続けなければならないのですよね。この時期を、優しく楽に過ごす為のヒントは、「考え方」にあります。

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