「私も!」のチカラ。

大人になるにつれて、友だちのありがたさが、より身に沁みます。

プレ更年期から更年期世代の女性は、健康診断で「悪玉コレステロールの値が高い」と言われることが増えると思います。もちろん人によって、食生活やライフスタイルなど要因は様々でしょうが、可能性の一つとして、女性ホルモンの減少があります。

私は海外に暮らしているけれども、食生活は和食中心で小食を心がけ、それなりに体も動かしているし、ストレスマネージメントもしているつもり。タバコなんて吸ったこともないし、お酒もあまり飲まず、部屋には健康関係の本が山積みで、良く聴くポッドキャストは海外のお医者さんの番組が中心。血液検査を受けた時には、インターメディエイトファスティングを実践していたから、いつもより自信満々でした。それでも、「コレステロール値が前回よりも高いので気を付けましょう。」と言われてしまいます。気を付けているっちゅうねん。これ以上どうしたらいいっていうのよ。いつもなら、そこから色々ジタバタするのですが、今回ばかりは、くじけてしまいそうになりました。

それで、ふとある友人のことを思い出し、「久しぶりにご飯でもどう?」とテキストしたら、「OMG(オーマイゴッドの略)!!!あなたのことを昨日夢で見たの!」と言うではありませんか。(これってきっと、偶然ではなく、脳なのか腸なのか、無意識のところできっと、「今この人に会ってごらん。」と、必要な人を思い浮かばせて、引き寄せ合ったのだと思うんですよね。)それで、彼女と少しおしゃべりする中で、コレステロールのことを話したら、「私も同じことお医者さんから言われた!」というではないですか。私よりもさらに、美容にも健康にも、オタクというほど気遣っている美しい友人。その彼女でさえそうなのだから、私だって高くて当たり前だよねと、一気にからっと晴れた気持ちになれました。

ただ、「私も!」と言い合える同世代の仲間がいるだけで。このホルモンの波乗りは、不思議とずっと気楽になるものです。

40歳からの考え方

40歳。この地点に立った時、少しだけ先に、思春期以来の大きな体の変化、更年期が見えてきます(時期には個性あり)。大人だって、不安なものは不安。感情だって大きく揺れて、体調だって揺らいで。でも、思春期の頃よりもたくさんの責任を背負って、平気な顔で動き続けなければならないのですよね。この時期を、優しく楽に過ごす為のヒントは、「考え方」にあります。

0コメント

  • 1000 / 1000