一番いい選択をする方法。

「聞きたいことがあるんだけど、電話してもいい?」と友人からテキストがあり、「いいよ。」と返信するとすぐ電話がかかってきました。彼女はそろそろ1歳になる下の子を、どの保育園に預けるか悩んでいるとのこと。これまでオンラインで出来ていた仕事が、2週間後から通勤に変わることになり、決断までに時間がないそう。「あの保育園は食事内容が心配で、あの保育園はいいんだけど車で20分かかるところにあって、あの保育園は…」と、いつもは割と無口な彼女の話が止まりません。一通り話を聞いた後、

「いいアドバイスがあるよ。それはね、寝ること。下の子、今一番手のかかる時でしょう。寝てないんでしょ。」

と聞くと、

「。。。うん。」

「寝不足の時に判断するのって本当に難しいから。良ければ子どもたち預かるよ。2~3時間ぐっすり寝たらね、起きた時に答えが出ていると思うから。」

と言うと、彼女が眠れないのは、実は子どものことだけではありませんでした。いつもニコニコしている彼女からは想像つかない激しい出来事が続いていて、それらを電話口で1時間は聞きました。ご主人に話しても、「まぁ大丈夫だろう」とか「そんなに気にするな」くらいで、なんの解決にもならなかったそう(笑)私はただ彼女の話を聞いて、一緒に怒ったり悲しんだりしただけなのですが、その晩彼女はぐっすりと眠ることができ、翌朝すぐに保育園を決められたそうです。オンナには、誰かに話を聞いてもらわないとダメな時ってありますよね。

本ブログのタイトルにある、「一番いい選択をする方法」。それは、「質の良い睡眠をたっぷりとった後に選択すること」だと私は考えています。寝ている間に、考えていたごちゃごちゃが脳内で整理されて、起きた時には答えが出ている・・・ということが個人的にも何度もありました。

でも、プレ更年期(35歳から)は思春期と同じく、心がとても傷つきやすい時期。何かあると、それが睡眠にも影響を与えやすいのです。こころがモヤモヤする夜、頭の中がうるさい夜、ありますとも。そんな時、誰かに話を聞いてもらえたら良いですが、私みたいに人に話すのが苦手な人は、運動やお出かけなどをしたり、アロマセラピーを利用したり、メラトニンサプリに一時的にお世話になるのもありかと思います。(残念ですが、お酒は飲まないようにしてください。体が解毒に忙しくて、休めませんから。)

とにかく、寝る。寝ることを頑張る。寝るためにする努力は、心と体に優しいです。

さて、こちらは今、夜9時過ぎ。今宵は、誰もがぐっすりと、安心して眠れる夜でありますように。

40歳からの考え方

40歳。この地点に立った時、少しだけ先に、思春期以来の大きな体の変化、更年期が見えてきます(時期には個性あり)。大人だって、不安なものは不安。感情だって大きく揺れて、体調だって揺らいで。でも、思春期の頃よりもたくさんの責任を背負って、平気な顔で動き続けなければならないのですよね。この時期を、優しく楽に過ごす為のヒントは、「考え方」にあります。

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